鬼ポジハッピーメンヘラ日記

都内在住独身OL30代、発達障害の診断を受けました。ADHDとASDの併発だ!バリバリ高機能自閉感!歯ぎしりギギギの日々の暮らしをチョロくするための生活とツールの備忘録。服とか靴とか本とか大好き。人生はイージーモードが一番じゃい!明るく楽しいメンヘラ活動、途切れながらも続けて参るぜ。

田中、児童を指導するの巻。

退院しました!入院日記はまた別に書きます!超元気です!


ひょんなことから、友達の発達児童の宿題見る程度の家庭教師と、もう手が回らん友達の家事を手伝うなどする仕事を引き受けて1ヶ月ほどが経ちました。

お前このままやとメンヘラまっしぐらやぞ、というような将来あってほしくないほうに有望な精神性の児童と触れ合いながら、子守りと家事を手伝っています。

週に一回、家族ではない大人が家に来るという事態に、児童は少しずつ慣れ始めており、私が来るからと部屋を片付けるようになり、褒めてほしいからか、毎日宿題をするようになりました。

私がいない日でも勉強してほしいなと思い、田中ポイントノートというしょうもないノートを作ったりもしました。

勉強した日は内容書いておきな、宿題か自主学習1個ごとに1ポイントやるよ、5ポイントごとにシールで、私が来るたびに1日も休みなく勉強できてたらボーナスポイント1ポイントあげます、としていますが、ポイントためたときの賞品とかマジで何も決めてないのに、毎日勉強にするようになったの本当びっくりしています。シールしかあげてないぞ。

おばちゃんはその健気さに泣きそうになったので、ロフトでシールを買い込むなどしました。


ちなみにこのノート、学習内容書いたことでこれ見ると何をどこまでやってあるかわかる仕様になっており、発達児童のワーキングメモリを圧迫しないメモとして使えており、副次効果にシステム設計者本人が驚きの連続です。

無印のフリーカレンダーノートを渡してんだけど、日付感覚もわりと養われていいみたい。

いい運用ができるといいなと思っています。

学校のテストを持ち帰って私に見せたらはんこ押して、それが4個たまったら田中ポイントをあげることにもしたので、プリントの持ち帰りミスもこれで減ったりしたらいいなあ。


この児童とのふれあい仕事の話をすると、だいたいのメンヘラが、それは昔の俺私と同じルートだ…!そのままいくとよくないぞ!こう言われたら俺私は改善したぜ!これは言っておいてもらえてありがたかったぜ!などと、黒歴史を繰り返したくない一心で経験談をアドバイスしてくれて、たいへん心強いことです。

んで、メンヘラみーんな口をそろえて、家族じゃなくて他人の大人に言われたことのほうが刺さるから、直したほうがいい所や身につけてほしい考えはガンガン言ってやってくれ…!と背を押してくれているのもよいことだなと思っています。やはり私は対人運がめちゃめちゃいいんだな。


児童よ。きみの目にはお母さんと私しか見えてないかもしれんけど、その後ろには、私やお母さんをハブとした多数の大人たちがついているから、君が何か君なりの理論でずるいことを考えたときは、全力でメンヘラへ向かいがちコースを回避するように知見が展開されていくし、すばらしい好奇心が輝いたときにも、それを伸ばせる方法をたくさん考えようと思うから、遠慮なくいろんなことを吐き出してくれな。


片付けられない女を32年やってきた私ですが、児童に部屋を片付けるやり方や整理整頓断捨離を指導していくのに触発され、あっわたしもこう片付けたらええな、と学ばせてもらったり、何か難しい言葉を使うと、それってどういう意味?と質問されるときに、平易な言い方の語彙力を鍛えていきたいなと、私の成長に関する要素を児童とのふれあいから見つけたりなどしています。


児童の母である友達本人は、このライトなサリバン先生活動を、訪問看護みたい、と言いますが、私自身もかつての自分がしてほしかったことを、教えてほしかったことを児童に与えていく、施していくことで、謎の箱庭療法のような癒しを受けている気持ちになるので、看護されてんの私かもな、と思ったりもしています。


深淵を覗くとき深淵もこっちを見てんのと同じように、こちらが何かを教えるのと同時に、教育を享受する側もこちらに学びを施してくれてるのだと感じています。


みんなで育っていきたいねえ、と気持ちを新たにしています。

ありがとうな、児童よ。

君のおかげで私は、成長の喜びを追体験させてもらえている。

育っていくのは楽しいね。


とりあえず目下謎なのは、児童、私が行く日は夜スコーンと寝て、朝はぐずりもせずスパーンと起床する現象が起きていることです。

他人のおとなの介入、思ったより重要なのかもしれんな。

とてもライトなサリバン先生活動、いろんなことを考えて、児童の為になることをやっていけたらと思います。